REGULATIONS

競技規則

1 競技方法

(1) 制限時間

  • ①160kmの部 46時間

  • ②80kmの部 24時間

  • ③30kmの部 10時間

(2) 関門時間

  • ①160kmの部 6/29(日) 09:00(ゴール関門時刻)

  • ②80kmの部 6/28(土) 12:00(ゴール関門時刻)

  • ③30kmの部 6/27(金) 20:00(ゴール関門時刻)

(3) 計測方法

  • ICチップによる

(4) スタート方式

  • 一斉スタート

(5) 順位決定方法

  • 定められたコースのタイムレース方式

2 参加資格

①160kmの部

  • 国際トレイルランニング協会(ITRA)がポイントを認定しているレースに出場・完走し、「最大3レースで10ポイント以上」または「1レースで6ポイント以上」の規定ポイントを獲得している者

  • ポイントは、2020年9月27日~2024年9月26日までに獲得したものであること。ただし最低1レースは2023年9月27日~2024年9月26日までのものとする。

  • または「DEEP JAPAN ULTRA 100オフィシャル試走キャンプ」(2024年6月8-9日または、11月2-3日)を全行程時間内に完走した者

②80kmの部

  • 2019年1月1日から2024年9月26日までに30km以上のトレイルレースを完走したことがある者

  • または「DEEP JAPAN ULTRA 100オフィシャル試走キャンプ」1日目(土)(2024年6月8日、または11月2日)に参加し、時間内に完走した者

注:参加資格を満たさない場合、または参加資格に関して虚偽または不正な申告があった場合は失格とします。この場合、参加費を返金されません。

注:ITRAがポイント認定をしているレースのコースが変更された場合、実際に開催されたレースに換算して再計算します。

3 参加条件

  • 大会当日に20歳以上で、心身とも健康でコースを迷うことなく制限時間内に完走できること

  • 主催者が定める各ルールを理解し厳守できること

  • 本大会で起こりうる問題(高度、地形、天候、精神的、肉体的)に対して、外部の助けなしに自ら対処できる能力を有し、自己責任を十分に理解していること。本大会のコースには、通過に十分な体力、技術、経験を要する危険箇所が多数含まれます。不安がある方は、必ず試走キャンプにご参加ください。

4 選手の責任

  • 本大会は山岳地を含む自然の中を一昼夜以上も走り続ける競技です。また携帯電話のエリア外もあります。

  • 主催者は選手が予測・制御できないリスクを最小限にとどめるよう準備しますが、レース中の危険を避け、自身の安全を守るのは選手の責任です。そのため、選手は予測されるトラブルや天候の悪化(低温、強風、雨や雪など)に対応できる技術・知識、装備、体力、自己管理能力を備えていることが求められます。

  • さまざまな自然環境の下で誰に頼ることなくこれらをたどり、コースを維持することは選手の責任です。

  • コースを外れた場合は地図などを使い、自力でコースに戻ることも選手の責任です。

  • レースで起こりうる問題(精神的、肉体的)に対して、外部の助けなしに自ら対処できる能力を有し、自己責任を十分に理解してください。

  • コース内には熊の生息地が含まれることを認識し、熊鈴を使用してください(熊鈴禁止区間を除く)。

5 自然保護上のルール

  • 粟ケ岳、浅草岳、守門岳は自然の宝庫です。その中を走るということは常に環境と自然保護に配意して走るということであり、全てのゴミは持ち帰るという基本的なことだけでなく、希少な野生動物に配慮し、静粛に、彼らの生息地にお邪魔しているという心を持ちながら通過してください。また希少な植物にも配慮し、枝葉やつぼみなどをよけながら通過してください。

  • 環境負荷を最小限にするための競技ルールや、地域に住む人々など大会参加者以外に配慮した運営を十分に理解してください。

  • プラスチック等廃棄物を削減するため、エイドステーションでは使い捨ての食器(紙コップやトレイなど)は配布しません。選手は携帯コップを持参願います。

  • 開催地域外から植物が持ち込まないよう、競技開始前には選手及び応援者は靴底の洗浄等を実施してください。また、コース中トレイルの入り口にもマットを設置してますので、洗浄してください。

  • コースの角をショートカットするなど、トレイルからはずれることを禁止します。

  • 踏み荒らしによる歩道の複線化や拡幅等が懸念される場合はコース両側にガイドロープやテープを張っていますので、侵入しないようにしてください。

  • 歩道はみ出しの懸念がある箇所は、原則追い越し禁止区間とします。その他自然保護上必要な箇所では、追い越し禁止その他の制限をします。

  • ポール(ストック) はキャップの付いた状態で使用してください。

  • コース上および全区域で動植物、菌類、岩石などの採取及び損傷を禁止します。

6 競技遂行上のルール

  • 本大会は、環境に配慮したエコな運営、ペーパーレスを心がけております。申込者への書類発送はありません。本規則の他、大会公式サイトに掲載されたスケジュール、コースその他情報をあらかじめ確認するようにしてください。

  • 本規則その他当大会が定めるルールを厳守してください。違反者は失格になる場合があります。

  • 健康状態など当大会が申告を求めた事項については真実を正確に申告してください。虚偽の申告があった場合は失格とし、レースには参加できません。また、虚偽の申告の結果、主催者が付した保険が適用されないこととなったとしても、主催者は一切の責任を負いません。

  • 選手はレース中、前後にゼッケンを必ず見えるように身に着けてください。

  • 大きな音をたてたり騒いだりしないでください。特に居住周辺区域では注意してください。

  • 熊鈴禁止区間では、熊鈴が鳴らないようにしてください。

  • 選手はトレイルなどを共有する一般利用者がいた場合、挨拶、丁寧な声掛けなど合図を行い、歩いてすれ違うまたは道を譲ってください。一般利用者を優先してください。

  • マーキングが付けられているコース上を通過し、指定コースを外れないでください。コースを外れた場合には、地図などを使い、自力でコースに戻ってください。

  • コース上では安全確保のため配置しているスタッフの指示に従ってください。指示に従わない 選手は失格となります。

  • コース上にある建造物などに侵入したり、損壊しないでください。

  • 走行コースには一部鉄塔敷地内を通過する個所があります。転倒等に注意して通過してください。また、鉄塔に登ることは厳禁です。

  • コースには追い越し禁止、走行禁止、ポール(ストック) 禁止、熊鈴禁止区間があります。それらの指示に従ってください。

  • 集団走行、並列走行は行わないでください。

  • 夜間に走行する場合は、ライト等を着用してください。

  • 道路交通法など日本国内の法令を厳守してください。

  • 緊急の場合には本部に連絡してください。その際は、お手持ちのスマホ等のGPS機能を使い、アプリ()により現在地の座標を伝えてください。

    大会開催前に、現在地の座標を伝える方法を確認し、準備しておいてください。

    ジオグラフィカの使用を推奨します。

  • 下記連絡先(両方)を 事前に各自の携帯に登録しておいてください。

    本部連絡先 TEL: 0258-66-7991(メイン)、TEL: 070-4368-5782(サブ)

  • ポイ捨ては厳禁です。(ジェル、ちり紙、トイレットペーパー、プラスチックパッケージなど)。

    必ずゴミは各エイドステーションに設置してあるゴミ箱に捨ててください。

    トイレは所定の場所で済ませてください。または携帯トイレを使用してください。

  • 携帯トイレは必携品となります。必要数を用意してください。

  • 必要な補給食や交換用の装備品(靴など)は、各自持参するかドロップバックを利用してください。

    選手にはエイドステーションでも補給食のジェルを提供しますが、各エイドで1人2つまで となります。

  • コース上での仮眠は禁止とします。

  • ケガ、病気などで身動きできない選手や大会関係者と遭遇した場合は、その救助を優先し速やかに本部へ連絡してください。

    また、本部連絡の際は可能な限りその選手のゼッケンナンバーを伝えてください。

    ゼッケンナンバーがわからない場合は性別や服装の色などの特徴を伝えてください。

    救助が必要な選手を助けなかった選手は失格となります。

  • レース前、レース中に主催者から提供される公式情報は、随時確認してください。

    レース中は、エイドステーションやウォーターステーションで公式掲示板やSMSを確認するようにしてください。

  • 国定公園に入る直前のエイドステーションに設置してあるお知らせボード等にて表示してある注意事項を確認してください。確認した選手のみ国定公園に進入できます。

  • 大会の長さと特異性を完全に認識し、大会に完全に備えてください。

  • 山で自己の安全を守るための能力を持ち、大会中に発生する可能性のあるあらゆる種類の問題に対処できるようにしてください。

  • 外部からの助けなしに高地で非常に難しい気象条件(夜、風、寒さ、霧、雨、雪、雷、霰など)に対処する方法を身につけてください。

  • 消化器系の問題、筋肉や関節の痛み、小さな傷など、疲労感から生じる身体的または精神的な問題に対処する方法を身につけてください。

  • 医師またはスタッフが必要と判断すれば病院へ搬送することもあります。その際の医療費は自己負担になります。

    また、病院からフィニッシュ会場または自宅までの移動は選手自身の判断と責任で行ってください。

    その費用も選手の負担となります。

  • 選手はその家族・友人などの関係者に対して、自然、関わる人々、そして競技規則を尊重しなければならないことを知らせてください。

    二口登山口並びに保久礼登山口の駐車場確保の為、国定公園特別保護区での応援は自粛するように伝えてください。

  • 160㎞コースへ進むための「いい湯らてい」関門時間に間に合った選手でも、折り返して130kmのレースへ変更することは可能です。ただし、必ずスタッフに変更する事を報告してください。

  • 選手及びペーサーが競技規則に従わないときやこれらの注意を怠ったときには、選手がその場で失格となったり、レースタイムに15分または1時間のペナルティタイムが加算されることがあります 。また、次年度からの参加を断ることがあります。

    (ペナルティ例)

    ●ショートカット 程度により主催者が決定する。

    ●必携装備品の2リットル以上の水を入れられるもの、フード付きレインジャケット、ライト、サバイバルブランケット、スマートフォンが無い 失格

    ●必携装備品のココヘリ、ロングタイツ、またはレギンスとソックスの組み合わせ、ライト1個、帽子またはバフ、防水防寒手袋、フィンガーレスグローブ、着替え用の暖かい服、レインパンツ、ホイッスル、テーピングや伸縮性包帯、携帯カップ、モバイルバッテリーが無い 1時間

    ●必携装備品の保険証、携帯トイレ、熊鈴が無い 15分

    ●必携装備品チェックを拒否 失格

    ●スマートフォンの電源オフまたは機内モード 15分

    ●私的サポートを受けるエイドステーション以外でのサポートを受ける 1時間

    ●私的サポーターがエイドステーション以外のコース上で並走 15分

    ●その他の違反行為 上記に準じて主催者が決定する。

7 リタイア

  • リタイアする場合は、選手自ら本部にリタイアすることを連絡してください。

  • 最寄りのエイドステーションまで自力で移動してください。

  • ゼッケンを取り外し、スタッフに申し出てください。

  • 自力で移動できない場合は事前に登録していただいた本部に連絡し、その指示に従ってください。

    また携帯電話が通じない場合は他の選手に携帯電話が通じる箇所まで移動してもらい、連絡するように依頼してください。

  • 関門時間を過ぎた選手もリタイアとなります。

  • 如何なる理由があってもリタイアした選手がコース上を先に進むことはできません。

8 救護体制

(1) 救護体制

各エイドステーションには医療ステーションが併設されており、医療スタッフが待機しています。

選手が怪我や体調不良により走行困難となった場合、速やか(3時間以内を目安)に、救助チームが現場に到着出来るよう待機し、救護処置が必要な選手に対して初期対応を行います。

エイドステーションで提供される医療処置

  • 脱水、熱中症 : 経口水分補給、電解質あめ補給、安静  → 上記にて改善がみられない場合は点滴施行

  • 低体温症 : 保温、温かい飲料、安静  → 上記にて改善がみられない場合は点滴施行

  • 擦過傷、挫傷 : 創部洗浄および消毒、ガーゼ保護

  • 捻挫、筋挫傷、骨折 : 湿布、テーピング、三角巾固定

  • 胃腸障害 : 市販の胃腸薬(備品)投与、必要に応じて点滴施行

  • 蜂、毒蛇などの刺傷、咬傷:ポイズンリムーバーによる除毒、創部消毒

  • アナフィラキシーショックの場合は救急搬送(エイドには筋注用アドレナリンを用意)

  • 四肢の痙攣、こむら返り:芍薬甘草湯(備品)投与

  点滴施行となった選手には、レースの継続を認めません。(失格)

  • エイドステーションにおける医療処置はあくまで簡易的、応急的なものであり、対応困難な 場合は、直ちに協力関連病院へ救急搬送します。また後日専門医の受診が必要な場合は 必ず当該選手にその旨を伝えます。

  • 医療処置はエイドステーションで行うことを原則とします。山間部での医療処置は、 安全面、衛生面で問題があり緊急時以外は行いません。救助チームがエイドまで搬送します。

  • 体調不良、怪我などで、これ以上のレース継続が困難な選手に対して、医療スタッフは 当該選手に中止を宣告する権限を有します。

(2) 遭難対策

  • 全選手のココヘリ発信機ID情報を確認します。スタート前に、遭難時の迅速な対応の為、警察本部に、選手住所、氏名、連絡先、生年月日、ココヘリ番号を提出します。ココヘリ発信機を全選手に必携装備品とし、如何なる時も、携帯してください。

  • 事前に大会全コースのGPXデータを公開しますので、GPXデータを用いた地図アプリ使用してください(ジオグラフィカを推奨します)。 事前に現在地の座標軸を確認してください。救助を呼ぶ際、地図アプリを使い、本部へ現在地の座標軸を連絡してください。スイーパーはココヘリ受信機を携帯しココヘリ探索できるようにします。万が一に備え、ココヘリ探索ドローンチームを設置します。

  • 遠隔地で夜間や悪天候等で救援地点が特定できない等条件が重なれば救急隊到着まで6時間以上かかる可能性があります(ヘリによる捜索は日の出から日没までに限られる)。したがって、あなたの命はあなたが携帯している食料、衣料などに依存しますので、安全を考慮の上、携帯するようにしてください。

  • すべての医療、救急、応急処置、誘導員スタッフ、および主催者によって任命された人は、次の権限を有します。

    ●継続できないと思われる選手をリタイヤさせる。

    ●全ての選手に必携装備品を持つように要求する。

    ●危険にさらされていると思われる選手を何らかの方法で避難させる。

    ●患者に最も適切と思われ処置方法を提案する。

  • マーキングのあるコースから自発的に外れるすべての選手は、もはや主催者の責任下にありません。従って主催者への救援を求めることはできません。

  • 関門時間を過ぎてもチェックポイントを通過していない選手から本部にリタイア連絡がない場合、以下の活動が想定されます。 従って、リタイアをする場合、必ず本部に連絡しなければなりません。さもなければ行方不明捜索対象となることがあります。

    ●携帯電話、緊急連絡先等への連絡

    ●ココヘリドローンチームの派遣、捜索の開始

    ●スイーパーによる、ココヘリ受信機を用いた全選手の回収

    ●主催者から警察への捜索要請

    ●ココヘリ受信機搭載の県警ヘリコプターの出動

    発見できない、または救助に行けない場所(深い谷への滑落等)に選手がいる場合、その他主催者が救助に行けない場合は、警察に捜索要請します。

    ヘリによる捜索は日の出から日没までに限られます。

    夜間等の捜索が行われるか否かは、天候状況等を加味し捜索隊の判断に任されます。

    ココヘリは、山岳遭難の捜索は3フライトまで無料です。しかしながら、そうでない場合は、捜索費用を請求される可能性があります。

9 装備品

  • 大会の安全と円滑な運営を確保するため、選手は必携装備品チェックリストに記載されているものを、全て装備してください。

  • 各競技ページも合わせてご覧ください。

  • ゴール後に抜き打ちで必携装備品を確認します。必携装備品を携行していなかった場合は失格となったり、ペナルティタイムが加算されます。(補給食と水、携帯トイレは除きます。)

  • 気象条件に応じて、「低温」、「残雪」のいずれかのセットを必携装備品として追加することがあります。

  • 受付でゼッケンを受け取る際は、それら全ての必携装備品チェックを受けてください。

  • 必携装備品は、レース中必ず携行してください。

    注:必携装備品のチェックリストに含まれる項目は、各自のスキルに合った、適切な装備を選択しなければなりません。軽さだけを求めてウェアやザックを選ぶのではなく、安全性を重視し、山中の夜間に、寒さや風雨からしっかりと保護されるものを装備してください。

必携装備品

  • ランニングザック

必携装備品を全て運べること

  • ココヘリ

携帯エリア外が非常に多く特に粟ヶ岳・浅草岳・守門岳など山岳部及びその南東部の多くは通話ができない場合があります。 従って、ココヘリに事前に加入しご自身の発信機を携行するか、主催者が用意する発信機をレンタルし、携行ください。(レンタル費用は種目により変わります)

スタート時ココヘリは完全充電状態であること。

  • IBUKI GPS

IBUKI GPSを事前に購入しご自身の発信機を携行するか、主催者が用意する発信機をレンタルし、携行ください。

  • 携帯電話と携帯電話予備バッテリー

スマートフォンが望ましい。

参加者は大会前後を含め期間中常に連絡が取れること。

日本国内で使えるモードで主催者非常電話番号を登録し、スタート時は完全充電状態であること。

電源は入れた状態で機内モードは禁止します。違反した場合ペナルティの対象となる可能性があります。

バッテリー容量は10,000mAhを推奨します。

30kmは、携帯電話予備バッテリーは必携装備品ではありません

  • タイプC充電ケーブル(160㎞参加者のみ)

IBUKI GPSの充電にはタイプC充電ケーブルが必要です。IBUKI GPSのバッテリーは電波環境が良ければ40時間ほど連続使用が可能ですが、周囲の電波環境によってはバッテリーが早くなくなることがあります。

  • 150ml以上の携帯コップ

エイドステーションに紙コップの用意はありません。

ボトルなどキャップつきは認められません。

  • 水 2リットル以上

装備品チェックでは、水2リットル以上入れられるもの(ボトルやハイドレーション)を提示ください。中身は空で結構です。

  • ライト2つ(30kmはライト1つ)

いずれも1つで全行程を走破できる性能を有すものであること

各ライトに予備バッテリーを備えること。

推奨事項:メインライトは200ルーメン以上

  • サバイバルブランケット

1.3m×2m以上のものが必須になります。

  • ホイッスル

声を出せないときの対策として必要です

  • テーピングや伸縮性包帯

80cm x 3cm以上のものが必須になります。

カットされているものは不可です。

  • 補給食 計800kcal以上(30kmは計400kcal以上)

食品にある表記で各自計算してください。

KODA NUTRITION エナジージェル1個45g/117kcalまたはそれと同等のスポーツ用のジェル等を推奨。

これ以上必要と思われる場合は各自準備してください。

トップ選手はスタート1時間半後から30分おき1個、3時間で計4個程度消費します。

装備品チェックでは、実際にお持ちになる行動食を提示ください。

  • フード付きレインジャケットとレインパンツ

ゴアテックスまたは同等の防水、透湿機能を持ち、縫い目をシームテープで防水加工してあるもの

ジャケットには、必ず一体型のフードが取り付けられていること

ジャケットとパンツには防水性のない生地の部分があってはなりませんが、メーカーが取り付けた通気孔(腕の下など)は、許可します。

参加者は、前述の基準に準拠したジャケットとパンツが、深夜の山中、風雨などに見舞われても耐えられるものであるか判断する必要があります。 ただし、必携装備品チェックでは、レースディレクターの意見を優先します。

  • ロングタイツ、またはレギンスとソックスの組み合わせ

足を完全にカバーできること。

  • 帽子またはバフ

    防寒対策として頭部を覆えないためサンバイザーは不可

  • 着替え用の暖かい服

防寒用長袖ミッドレイヤー(メンズMサイズ180g相当で綿素材不可)

または下記組み合わせ

・防寒用長袖ミッドレイヤー(メンズMサイズ110g相当で綿素材不可)

・防風ジャケット(レインジャケットとは別に用意すること)

  • フィンガーレスグローブ

コース全体でロープや鎖、ハシゴなどが設置され、走ることができず、手を使い、通過に注意が必要な箇所が無数にあります。転倒や滑落による手の怪我を防ぐためのグローブです。防水防寒手袋との兼用はできません。

  • 防水防寒手袋

  • 携帯トイレ

  • 山岳ランニング用シューズ

開催地域外から植物が持ち込まれないよう靴底の洗浄等の実施をしていること。

安全のため陸上用のランニングシューズやサンダル類は禁止します。

  • 熊鈴

  • 身分証明書及び保険証(日本選手の場合)

    パスポート及び旅行保険加入証(海外選手の場合)

    それぞれ原本とコピーを持参し、原本は、受付での本人確認時のみ使用する。

    走行時は、以下のコピーを携行する。

    日本選手:保険証コピー

    海外選手:パスポートコピー

低温セット

気象条件によって、主催者が選手に下記セットの携行を要請する場合があります

  • 暖かいサードレイヤー(防水ジャケットとセカンドレイヤー間に着る衣服)

推奨:フリースまたはコンパクトになる薄手ダウンジャケット

  残雪セット

気象条件によって、主催者が選手に下記セットの携行を要請する場合があります  

  • 軽アイゼン、スノースパイクまたはスノーチェーンのいずれか一つ

    すべての衣類は、選手自身のサイズに合ったもので、製品として出荷された後、如何なる方法での変更・改造等は認められません。必携装備品は、レース全体を通してランニングザックで携行する必要があります。ランニングザックは選手受付にてタグ付けされたもので、レース中に変更することはできません。

推奨品

  • ポール(ストック)

    キャップが付いたポールはスタートからゴールまでどこでもご使用いただけます。

    先端がプラスチックのポールはキャップ無しでご利用いただけます。

    ポールを持って行くことを選択した場合は、レース全体を通してそれらを携帯する必要があります。

    ポールなしでスタートした場合、レース中にポールを受け取ることは禁じられています。

    ドロップバックにポールを入れることはできません。

    安全上または環境上の理由から、ルート沿いの特定のゾーンではポールが禁止されています。 これらの領域は、特定の記号でマークされます。

  • 食器(熱いスープが食べられるお椀、スプーンなど)

エイドステーションに食器の用意はありません。エイド食を利用する際に必要な方は持参ください。

  • コンパス

  • 現金

  • 日焼け止め

  • サングラス

  • ポイズンリムーバー

10 手荷物預かり

ドロップバッグ及びゴール後に受け取る荷物は、下記の時間内に手荷物預かり場所に預けてください。

30km 6/27(金) 08:30 ~09:30

160km 6/27(金) 09:00 ~10:30

80km 6/27(金) 10:00〜11:30

荷物には貴重品を入れることはできません。

荷物サイズは支給する袋内にいれ、口元を閉じることができるサイズとなります。

袋のサイズは45L(縦80㎝×横65㎝)です。

11 エイドステーション

エイドステーションでは、補給食と飲料を提供します。詳細は大会概要および各競技のページをご覧ください。

12 ゴール及びリタイア後について

必ずチップ及びレンタルしたココヘリとIBUKI GPSを返却願います。

またゼッケンは外していただくようお願いします。

リタイア者回収ポイントからスタート会場まで定期的に回収車がありますので、ご利用ください。

13 レース終了・大会後について

完走証の印刷は行っておりません。

以下の手順を参照しRUNNETよりダウンロードしてください。

RUNNET大会結果ページから「DEEP JAPAN ULTRA 100 〜NIIGATA〜 2025」を選択。

「選手検索」より個人記録を検索。

表示後に「記録証を作成する」ボタンからダウンロード。

【表彰】

160㎞ 男女別上位10位まで

80㎞ 男女別上位5位まで

14 アンチドーピング

本大会は世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が発行している世界アンチ・ドーピング規程の全てのルールを受け入れ、そのルールに沿って開催されます。

各選手は、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が発行している世界アンチ・ドーピング規程の全てのルール(特にアスリートに関する箇所)を受け入れることを参加の前提とします。

世界アンチ・ドーピング規程-国際基準(公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構)

15 大会の中止・中断・コース変更

主催者が以下の理由により大会の開催、継続が困難であると判断した場合は、大会を中止または中断します。大会開催日を翌週などに延期することはありません。

・感染症の拡大の影響等により国や県、市からの中止要請があった場合

・気象警報発令時、その他荒天が予想されるとき

・コース上で崖崩れ、落石などが発生し、または発生するおそれがあり、選手とスタッフの安全を確保できないと判断されるとき

・選手通過によって自然環境を損なう可能性があるとき

・その他、中止することがやむを得ない事由が発生したとき

本大会コースは、国内希少野生生物種に配慮して、また、林野庁・関係自治体・自治会・地権者等の関係者との調整の上で設定しております。国内希少野生生物種の繁殖状況や関係者との調整結果によってコース変更になる可能性があります。

大会時雨天時、または土壌のぬかるみが予見もしくは認められる場合は、コースを変更する場合があります。

大会中止・中断の判断は大会開催日または前日までに大会公式サイトおよび専用サイト(PC、携帯)で発表します。

スタート当日に発表する場合は、選手それぞれの登録された携帯電話番号にSMSでも配信します。

上記に定める事由により大会中止・中断・コース変更となった場合、参加料の返金等は原則として行いません。

16 主催者等の責任

大会に関連して事故(負傷、後遺障害、死亡、遭難を含む)、感染症の感染、又は第三者加害(他の選手、ハイカー、一般人とのトラブル、器物損壊を含む)が生じた場合、主催者、施設設置者及び管理者は、(主催者については当該参加者にかかる参加料の額を超えて)賠償の責任を負いません。ただし、主催者に故意又は重大な過失がある場合はこの限りではありません。

貴重品や手荷物の紛失や盗難、損傷などについては、主催者は、当該参加者にかかる参加料の額を超えて賠償の責任を負いません。ただし、主催者に故意または重過失がある場合はこの限りではありません。

主催者は賠償責任および選手の傷害保険、大会中止保険に加入していますが、選手のみなさんは保険に入っておくことをおすすめします。

主催者が加入している傷害保険の内容は以下のとおりです。

・死亡・後遺障害:300万円

・入院(日額):3,000円

・通院(日額):2,000円

主催者は安全対策として、以下を行います。

・コース整備、スタッフの配置

・マーシャルランナーの手配

・医療・救護体制の構築、応急処置

・エイドステーション、チェックポイントの設置

・各エイドステーションにてこの先予想されるリスクや注意事項をボードで注意喚起

・上記ポイント間の連絡体制

・ココヘリ等選手の現在地が把握できる装置の必携義務化

・ココヘリ受信機による選手捜索体制の構築

・非常時に生き延びるための必携装備品携行義務化

・看板、誘導員の配置

・追い越し禁止区間、歩行区間の設置等

・開催地域外から植物が持ち込まれないよう、競技開始前には選手及び応援者に靴底の洗浄等を実施

主催者は自然環境の保全のため、以下を行います。

・必要に応じ適当な基数のトイレを設置し、適切な管理(処理方法、撤去等)を行い、大会関係者に、トイレは所定の場所で済ませることを周知

・自然環境等への影響に係るモニタリングの実施

・万一現場の顕著な改変等が見られた場合の復旧

・大会終了後のボランティア参加による全コースゴミ拾いの実施

17 プライバシーポリシー(個人情報保護指針)

プライバシーポリシーのページ をご覧ください。

18 大会の名称・映像・画像・リザルト・記事等の権利

  • 大会の映像、写真、記事、位置情報、選手の氏名、年齢、居住地(国名、都道府県または市区町村名)記録、公式サイト・公式SNS上のデータ(記事・地図・画像等)等の著作権、掲載権、使用権は主催者に属します。主催者の許可なく使用(放送、出版、インターネット配信など)することはできません。ただし、選手やサポーター自身が撮影した映像、写真を私的に使用することは認めます。

  • 主催者は、選手やサポーターの映像、写真、記事、記録等をテレビ、雑誌、インターネット等で公表することがあります。

  • DEEP JAPAN ULTRA 100は登録商標です。 使用するには、主催者の承認を得る必要があります。

19 その他

競技規則は変更になる場合があること。変更した場合、随時大会ウェブサイトにて告知します。

20 招待選手

国際的にハイレベルなランナーを以下の基準、ITRAパフォーマンスインデックスに従って公正に選別、エントリー枠確保など特典を与え、義務を設けます。招待選手は設けられたエントリー期間中(2025/01/15まで)に登録する必要があります。以下から招待選手エントリーフォームをご提出ください。締め切り後の登録は受け付けておりません。

基準(ITRAパフォーマンスインデックス):

      160㎞         80㎞

    男性  女性      男性    女性     

無料  >800 >680      >770    >650

エントリーに必要なITRAポイントを獲得し、上記基準を満たすランナーは、招待選手として登録することができます。


特典:

各レースのスタートでは、招待選手が次のレースゼッケン番号に従ってスタートエリアを確保されます。

160㎞:招待選手スタートエリア1:ゼッケン1〜21 /招待選手スタートエリア2:ゼッケン22〜299

80㎞:ゼッケン3001〜3299

義務:

すべての招待選手は以下に同意します:

  • 招待されている記者会見や公式式典に出席すること。

  • 関係する可能性のある表彰式に出席すること。

  • スタートの20分前までにスタートエリアに来ること。